他のプレーヤーが近づいてきた時は、警告が出るためぶつかる前に避けられる。プレー画面に登場するエレベーターに乗り込んで操作すると、見えている景色も変わって本当に上がっている感覚になれる。もっとも、周辺から見ればプレーヤーはそこに立ったままで、上にも下にも行っていない。VRが見せる幻が、プレーヤーの感覚に働きかけている。
仲間に背中を預けるようにして、それぞれが迫るゾンビを倒すチームプレイも可能なら、ゾンビを探して前後左右を見渡し、向かっていくような遊び方も楽しめる。ゾンビ映画の主人公や、ゾンビゲームのキャラクターになった気分を味わえる「ゾンビサバイバル」。こうした「フリーローム」によって「6人同時にプレー」が可能なアトラクションは世界初で、東京ジョイポリスが初導入となる。
バンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)とナムコ(同)が、同じく東京・お台場で運営している「VR ZONE Project i Can」には、ロボットの操縦や、スキーのダウンヒルを体験できるVRアトラクションが登場して、話題になっている。これらは、動くシートやスキー板を模した装置に載って、自分は動かなくても動いているような感覚にさせてくれる。