「自動運転を実現させる競争は始まったばかり」 トヨタの米AI担当CEOとの一問一答

2016.6.20 21:24

インタビューに応じる「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」のギル・プラットCEO

インタビューに応じる「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」のギル・プラットCEO【拡大】

 トヨタ自動車グループで人工知能(AI)の研究開発を手がける米トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)のギル・プラット最高経営責任者(CEO)との主なやり取りは次の通り。

 --なぜトヨタに移ろうと思ったのか

 「私とトヨタとの間でやりたいことで共有することが多く、やりたいことができると考えた」

 --TRIのCEOをやってみてどうか

 「約100人の従業員は皆、優秀だ。これらメンバーと、今後の生活の質を変える可能性がある技術に一緒に取り組めることに、ワクワクしている」

 --AIの研究を通じて目指す目標は

 「まずは事故を起こさない車をつくることだ。次のステップが、運転が難しい人の運転を助けること。さらに家庭用ロボットなどにも応用することだ」

 --自動運転をめぐっては、米IT大手のグーグルなどライバルも多い

 「誰が最初に自動運転を実現させるかの競争は始まったばかりだ」

 --家庭用ロボットの未来は

 「向こう15年以内に必ずニーズが高まるとみている。とくに高齢化が進む日本では圧倒的に必要とされるだろう」(今井裕治)

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