今春から客室乗務員を正社員雇用に切り替えた日航は1日、羽田空港の格納庫で入社式を開いた。特別ゲストとして、大リーグで活躍した松井秀喜さんが登場。新入社員とのキャッチボールの企画も予定されていたが、システムトラブルのため中止となった。
機体に顔が描かれたこともある松井さんは「日航機に乗って米国に行き大リーグに挑戦した時、スタッフのおかげで不安が消えた。私のようなファンを増やして」とあいさつ。グループ全体の新入社員約1450人が決意を書いた紙飛行機を飛ばした。
客室乗務員の新卒採用は約300人で、グループ全体でも経営破綻後、最多となった。植木義晴社長は「女性活躍だけでなく、多様性の推進を進めていく」と訴えた。