全日空の搭乗システム障害、サーバー全4基が停止していた 5万人に影響 欠航・遅れ相次ぎ復旧後も混乱続く

2016.3.22 19:52

搭乗手続きシステムの不具合で利用客の対応に追われる全日空の職員=22日午後、中部空港

搭乗手続きシステムの不具合で利用客の対応に追われる全日空の職員=22日午後、中部空港【拡大】

 全日空の搭乗手続きシステムの不具合で、システムを管理するサーバー4基が一時、すべて停止していたことが22日、同社への取材で分かった。外部から大量にデータが送りつけられるなどの不正アクセスは確認されておらず、システム内部の不具合が原因とみて調べている。復旧後も各空港の混雑は続き、午後5時現在で国内線139便が欠航、240便が遅れ、計約4万8千人に影響した。

 国内線の予約・販売システムは一部で障害が続いており、同社は原因究明を急いでいる。23日朝までに完全復旧する見通し。

 全日空によると、22日午前3時44分にシステムを管理するサーバー4基のうち1基が停止し、8時22分に全て停止した。全日空と搭乗手続きシステムを共有するスターフライヤー、AIRDO(エア・ドゥ)、ソラシドエア、アイベックスエアラインズの4社でも計20便以上が欠航した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。