ローソン、マクドナルドのほか、来春にはレンタカー、スポーツクラブ、飲食店など5社が加わることが決まっている。「dカード」ならば、日本航空、ENEOS、洋服の青山、JTB専用ナビダイヤルなどでもポイント付与や割引が受けられる。ネットショップについては、キャリア決済サービス「dケータイ払いプラス」が同時にスタート。DHCオンラインショップ、ソニーストアなど加盟店での買い物でポイントが貯まる。
共通ポイントに関心が薄い利用者にとっては、月々の携帯電話利用料金で気づかないうちにポイントが貯まるという通信会社ならではの利点もある。上位の「dカードGOLD」ならば、携帯電話利用料金のポイント付与率が通常の「dカード」の10倍の10%に。利用料金に充当できるほか、アニメや映画を提供しているdマーケットの支払いにも使える。
加藤社長は「街中でも使っても、料金支払いでもポイントが貯まる。dカードならさらに割引がある。お得で使い勝手の良いものにどんどん進化させたい」とアピール。データ分析による送客マーケティングなども手掛ける予定で、「いろんな方とコラボレーションする取っ掛かりのひとつとして、dポイントを大きく育てていきたい」と提携企業の拡大に期待を示した。