人気映画「スター・ウォーズ」の約10年ぶりの新作となる「フォースの覚醒」が12月に公開となるのを前に、食品や玩具各社は相次いで関連商品を発売している。作品の知名度をテコに販売拡大につなげる狙いだ。
食品大手ロッテは人気キャラの「ダース・ベイダー」をあしらったミント菓子や、キャラクターシール付きの「スター・ウォーズビックリマンチョコ」などを6月下旬から順次発売した。店頭での販売も堅調だという。
また、玩具メーカーのタカラトミーは主力のミニカー、「トミカ」シリーズに、ハリソン・フォードが演じたハン・ソロ船長が操る宇宙船「ミレニアム・ファルコン」などの関連商品を今年1月から加えた。劇中で使われる武器「ライトセーバー」や、キャラクターのフィギュアなども発売した。一部の商品は品薄で手に入りにくい状態となる人気だという。
同様にバンダイは、旧作中に登場した宇宙船「Xウイング・スターファイター」のプラモデルなどを発売。新作の公開に向け、新たに登場するキャラクターなどの関連商品も順次発売する計画だ。
(岡英行)