コンビニエンスストア大手4社の2015年3~5月期決算(単体)が7日、出そろった。セブン-イレブン・ジャパンとファミリーマートが売上高と営業利益で過去最高となる一方で、ローソンとサークルKサンクスは減益と明暗が分かれた。
セブン-イレブンは、いれたてコーヒー「セブンカフェ」の販売が好調で、売上高が前年同期比7.4%増の1兆436億円と3~5月期として初めて1兆円を突破。ファミリーマートも主力商品の弁当などで販売が伸びた。ローソンは、売上高は0.3%減の4806億円、営業利益は5.7%減の153億円。サークルKサンクスは売上高は2.1%増の2325億円で、営業利益は14.0%減の23億円。いずれも不採算店の閉鎖などで店舗数が減ったことなどが響いた。
■コンビニエンスストア大手4社の2015年3~5月期決算
(売上高/営業利益)
セブン-イレブン・ジャパン 1兆436(7.4)/580(5.1)
ローソン 4806(▲0.3)/153(▲5.7)
ファミリーマート 4887(8.0)/104(27.8)
サークルKサンクス 2325(2.1)/23(▲14.0)
※単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%。売上高は国内チェーン全店売上高。▲はマイナス