新UI、テレビでも…「dTV」動画配信サービス拡充 ドコモの技術×エイベックスのコンテンツ (1/2ページ)

2015.4.3 20:33

dビデオのサービスリニューアルを発表したNTTドコモの中山俊樹常務(右)とエイベックス通信放送の千葉龍平社長

dビデオのサービスリニューアルを発表したNTTドコモの中山俊樹常務(右)とエイベックス通信放送の千葉龍平社長【拡大】

  • テレビで視聴できる専用アダプター「dTVターミナル」
  • テレビのチャンネルを変えるようにコンテンツを探すことができるザッピングUI
  • 「進撃の巨人」で主人公ハンジを演じる石原さとみ

 NTTドコモとエイベックス通信放送が提供する定額制動画サービス「dビデオ powered by BeeTV」が22日から「dTV」にリニューアルされる。エイベックスにとっては使いやすいUI(ユーザーインターフェース、操作性)の開発やテレビ視聴を可能にしたドコモの技術力、ドコモにとっては通信技術を生かしたスマートライフの実現に必要なエイベックスの圧倒的なコンテンツ力。2日に千葉・舞浜で開かれた新戦略発表会では両者にメリットのある良好な関係が見えてきた。

 新戦略発表会で最初に登壇したエイベックス通信放送の千葉龍平社長は「前身のBeeTVを始めて6年目を迎え、その間に動画配信の環境は著しく変化した。競争激化を改革の機会ととらえ1年間研究開発してきた」と述べ、続けてドコモの中山俊樹常務は「dビデオに3つの進化を与えたい」とし新UI、テレビにつなぐ専用ターミナルに加えて「リッチでユニークなコンテンツの強化」を挙げた。

 リニューアルのキーワードは「映像のミカタを変える」。アピールポイントは「自分の好きに出会える新UI」「スマホ・PC さらにテレビでもっと見やすく」「圧倒的なプレミアムコンテンツ」となる。

 新開発の「ザッピングUI」では、アプリ起動時にカテゴリーごとに複数番組の予告編が流れる。左右に画面をスライドさせていけば、テレビのチャンネルを変えるように番組が探せるようになった。過去の視聴履歴、性別、年齢などを解析して好みに合った作品を自動で教えてくれる「あなたにオススメ」チャンネルも加えた。

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