妖怪ウォッチに続く次世代玩具は? 子供の心つかめ、新機軸で商品アピール (2/4ページ)

2015.2.28 07:02

次世代ワールドホビーフェアでも大賑わいとなった「妖怪ウォッチ」の関連ブース

次世代ワールドホビーフェアでも大賑わいとなった「妖怪ウォッチ」の関連ブース【拡大】

  • タカラトミーアーツから6月に登場する「おえかきすいそうピクチャリウム」。スマホで描いた魚が画面の“水槽”で泳ぎ出す

 アニメの人気は今も続いており、昨年末に公開された劇場アニメ映画は興行収入が70億円を突破した。バンダイでは大流行した「妖怪メダル」から妖怪のデータを読み込み、記録できる玩具「妖怪Pad」を1月17日に発売して、人気の維持・拡大に余念がない。その一方で、同フェアでバンダイは、昔ながらのけん玉をアレンジした「ケンダマクロス」や、現代版のメンコとも言える「バチ魂(コン)バット」をブースで展開して、キャラに頼らない遊びの提案も行っていた。

 女の子たちに人気だったのが、タカラトミーアーツが出展した「プリパラ」のコーナー。カードを使って遊ぶ業務用の女児向けゲーム機で、自分が持つキャラクターをコーディネートしたり、他のプレーヤーとユニットを結成して楽しんだりできる。14年7月から稼働させたところ、半年で予想の倍となる100万人のユーザーを獲得した。

 この分野では、10年にタカラトミーから投入された前身の「プリティーリズム」も大人気となったが、バンダイの「アイカツ」が参入してきて市場を競い合うことに。「プリパラ」ではゲーム性の向上とともに、カードを交換し合うコミュニケーション性も付け加えてファンを取り戻した。この勢いをさらに盛り上げようと、3月には劇場アニメ映画を公開し、4月からはテレビアニメの新シーズンもスタート。「純金99%ゴールドプリチケ」が賞品となったキャンペーンも展開して、ファンの興味を引きつけていく。

「おえかきすいそう ピクチャリウム」は、専用のアプリを入れたiPhoneと…

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