【BUSINESS HACKS】
仕事のスキルを上げる前に、最低限、身につけておきたいビジネスマナー。入社して3年経っても、意外と実践できていない人が多い。そこで、最低限、社会人だったら覚えておくべき席順マナーを紹介したい。
◎常に覚えておきたい「上座」と「下座」
その部屋において最もいい席で、目上の人や客人が座る席を「上座(かみざ)」といい、目下の人や接待する側が座る席を「下座(しもざ)」という。
一般的に入り口から最も遠い席が上座、入り口から最も近い席が下座だ。席順は役職や年齢、立場に対しての敬意の表われでもある。失礼がないよう正しい知識を身につけて、おもてなしの心を忘れずに対応しよう。
〈ここがポイント!〉
ビジネスマンたるもの、単に上座と下座を理解するだけでは失格だ。上座であっても冷暖房の風が直接当たる、強い日差しが当たる、など目上の人が心地よく過ごせない場合がある。上座がそのような悪い環境におかれている場合、無理に上座に座ってもらう必要はないのだ。また、眺望のいい席が上座以外の席にあれば、そちらを勧めるといった気遣いも大切だ。