KDDIは3月1日から携帯電話と固定回線のセット割引サービス「auスマートバリュー」の割引幅を一部拡大する。スマートフォンの定額サービスでデータ通信量の上限が10ギガバイトと13ギガバイトのプランの加入者に対し、従来は毎月1410円(税別、以下も)としていた割引額を2000円へと拡大する。
従来通り「電話カケ放題プラン」(2700円)などの契約が必要。これらを合わせ10ギガのプランの合計料金は月9000円に、13ギガは1万800円へと安くなる。
適用は最初の2年間に限る。既存加入者も丸2年になるまでの残り期間は割引対象になる。3年目以降の割引額は一律で934円となる。
光回線と携帯のセット割引をめぐっては、携帯電話各社などがサービスを始めて競争が激しくなっている。ソフトバンクは、スマホの割引額を最大2000円(データ定額プラン10ギガの場合、24カ月間)に設定したため、KDDIも追従した。