パナソニック、ハイレゾで「テクニクス」拡充 ソニーと市場拡大牽引へ (1/2ページ)

2015.1.10 07:01

パナソニックが家電見本市に出展した「テクニクス」のブースには人だかりがしていた=米ラスベガス(高橋寛次撮影)

パナソニックが家電見本市に出展した「テクニクス」のブースには人だかりがしていた=米ラスベガス(高橋寛次撮影)【拡大】

 パナソニックは9日、CDよりも高音質な音源「ハイレゾ」に対応する高級オーディオブランドとして今年、5年ぶりに復活させる「テクニクス」ブランドの商品群を2015年度にも拡充する方針を明らかにした。開催中の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に合わせて、ソニーもハイレゾ対応のウォークマンなどを発表。両社の新商品投入がハイレゾ市場の拡大を牽引(けんいん)しそうだ。

 パナソニックは10年にテクニクスを廃止。しかし社内外からの要望が強かったほか、ハイレゾの商機が広がり始めたことを受け、誕生から50周年の今年、復活させることにした。欧州で今月、日本で2月、米国では4月に商品を発売する予定。まず投入するのは、500万円超と50万円超の2シリーズで、いずれもアンプとスピーカー2つ、プレーヤーのセット。「ブランドの伝統を大切にしながら、デジタルの最新技術をふんだんに取り込んだ」(テクニクス事業推進室の小川理子室長)という。

ハイレゾの普及に向け、若い世代の取り込みが重要との認識

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