フィリップスエレクトロニクスジャパン(東京都港区)は19日、油を使わずに揚げ物ができる調理家電「ノンフライヤープラス」を9月上旬に発売すると発表した。同社は昨年からノンフライヤーを発売しているが、今回、日本の消費者の声を反映した機能を搭載した新商品を投入する。市場想定価格は3万2200円前後(税抜き)。年末までに8万台の販売を目指す。
ノンフライヤープラスは、底面のクッキングネットに焦げ付きにくいノンスティック加工を施した。取り外しが可能となったほか、網に食材がくっつきやすかった点を改善した。
温度設定も60度から200度まで5度刻みで調整できるようにしたほか、時間設定もこれまでの30分から60分に延ばした。
昨年発売したノンフライヤーは、6月末時点で約30万台を販売した。同社では、日本仕様にした新商品の投入で、さらに販売を拡大させたい考えだ。