3DCGで表現される「萌え」や「色気」 アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」 (1/3ページ)

2014.1.26 10:29

 昨年10月にTVアニメ「サザエさん」がデジタル制作に切りかわった。これで国産商業アニメで、セルとフィルムで制作されるアニメはなくなったはずだ。昔からなじんできたセルアニメがなくなったのだ。寂しさを感じずにはいられない。昨年の10月にはもう一つ、アニメの変化を感じさせられる作品があった。ほぼ全編を3DCGで制作したTVアニメ「蒼(あお)き鋼(はがね)のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」である。これを見て「3DCGもここまできたか」と思った。

 もはや、国産アニメも3DCG抜きで語ることはできない。「蒼き鋼のアルペジオ」のような3DCG主体の作品も存在するし、手描き主体の作品でも見応えのある映像を作ろうとした場合、3DCGを併用するのが珍しくない。

 例えば、「宇宙戦艦ヤマト」をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」(平成25年放送)。この作品では人間のキャラクターは手描きだったが、ヤマトそのものは3DCGで表現されていた。昔から「ヤマト」を見てきたファンとしては「ヤマトはあのディテールの塊の宇宙戦艦を、手描きで頑張って動かすところがいいんだよ」と言いたいところだが、3DCGで細部まで作り込まれたヤマトがきれいに動くのを見ると「これはこれでよいなあ」と思わざるを得ない。

彼女たちは、手描きで表現するよりも魅力的ではないか

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