「ふなっしープリッツ」誕生の舞台裏 企画担当者の熱い郷土愛 (3/5ページ)

2014.1.18 07:00

 ただ、当時のふなっしーは現在のようにメジャーではなく、社内では「大丈夫?」と微妙な空気。グリコ本社は大阪市ということもあって、反応は「かなり薄かった」(三浦さん)。プリッツの担当としてアニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボ商品などを手がけた経験を持つ三浦さんも、「何しろ非公認キャラなので、発売前に辞める、いや、いなくなっちゃうとか、万が一のことがあったらどうしよう、とも考えました」と振り返る。

 だが、三浦さんの郷土愛とふなっしーの熱意は結実し、「やるならとことんやりきれ」とGOサインが出て企画はスタート。年始のプリッツ“起爆剤”として、ふなっしープリッツの開発が始まった。

 「日本をえがおに!」

 公開中の動画前編「非公認キャラの宿命」は、グリコとのコラボを目指すふなっしーが「日本をえがおに!」とグリコのポーズを決めて同社の大阪梅田オフィスに“突撃”するところからスタート。マーケティング部の会議に乗り込み「ふなっしーとコラボするなっしー!」と訴えるも、「間に合ってますから」と同社の社員に連れ出されてしまう。

「ふなっしーのなしじるぶしゃー味があったら、ぜったい売れるなっしー」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。