一連の改訂により、NEXCO3社の料金割引はおおむね廃止・縮小されるが、消費税増税に伴う激変緩和措置を来年4月に導入する。
東京・大阪の大都市圏以外の地方部では、NEXCO3社がまとめた当初案で、普通車を対象に3割引きに縮小するとした土日・祝日の割引率を、同6月末まで現行の5割引きを延長する。
東京湾アクアラインは千葉県の負担を前提に当面、現行の800円を継続する。
本四高速では料金が下がる例もある。瀬戸中央自動車道を普通車が平日昼に全線通行した場合の料金は、現行の4100円(基本料金)から2200円となる。
新制度はETC利用が前提で、高速道路各社は詳細な料金制度を今年度中に政府に申請、消費増税分の転嫁については来年4月までに検討する。