11月21日に発売する「LUMIX GM」(想定価格約9万円、標準ズームレンズ付き)は、レンズ交換式では世界最小の幅98・5ミリ、奥行き30・4ミリを実現。高性能センサーと高いオートフォーカス機能を搭載しており、Wi-Fi(ワイファイ)接続によりスマホへの写真転送も可能だ。
コンパクト型並みのサイズと、コンパクト型を大きく引き離す画質。パナソニックは「一眼カメラはもはや、特別なものではない。日常的に活躍する」として、従来のコンパクト型ユーザーの取り込みも狙っている。
スマホに食われ…
コンパクト型デジカメはスマホのカメラの性能が向上していることから、各社とも販売に苦戦。価格も下落している。
国内メーカーが加盟するカメラ映像機器工業会(CIPA)によると、レンズ一体型の出荷平均単価は、24年が9200円と、14年の3万2500円から7割下落した。