東京五輪“コンドーム戦争” 薄くて強い自信作で勝負!国内メーカーの思惑 (1/4ページ)

2013.9.22 12:00

相模ゴム工業本社工場で、製造されるコンドーム(同社提供)

相模ゴム工業本社工場で、製造されるコンドーム(同社提供)【拡大】

  • 相模ゴム工業本社工場で、製造されるコンドーム(同社提供)
  • 相模ゴム工業が、今月17日に国内販売を発表した世界最薄の「0・01ミリ」のコンドーム(同社提供)

 2020年東京五輪を受け、国内のコンドームメーカーが脚光を浴びている。五輪の選手村で大量に配布されるコンドームは開催国メーカーの製品が選ばれるケースが多く、相模ゴム工業(神奈川県厚木市)など大手メーカーが最先端の“日の丸”技術を駆使したコンドームの開発に精を出している。果たして、その恩恵はどれほどなのか-。

 「絶好」のPRチャンス!

 「日本製コンドームの性能の高さをアピールできる」

 日米など約70カ国でコンドームを販売する相模ゴムの担当者は、東京五輪への意欲を見せる。

 同社は現在、世界最薄の「0・022ミリ」の製品を販売しているが、今月17日には「0・01ミリ」という超極薄の新製品を発売すると発表した。世界で初めて0・02ミリの壁を突破したコンドームとして注目されている。

 担当者は「薄いだけではなく、強度もバツグン。東京五輪の選手村で日の丸技術の素晴らしさを伝えられる」と自信を見せる。

質の高い製品を五輪で配布したい

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