NTTドコモは23日、スマートフォン(高機能携帯電話)向けに無料で提供しているフィルタリングサービス「あんしんモード」の機能を拡充し、自社のネットワーク以外の公衆無線LAN(Wi-Fi)にも対応させると発表した。28日からまず韓国サムスン電子製の「ギャラクシーS4」に、10月にはソニー製の「エクスペリアA」などにも広げる。
あんしんモードは、これまで同社の「FOMA」やLTEサービス「Xi(クロッシィ)」、「docomoWi-Fi」のネットワーク環境でしかフィルタリング機能を発揮できなかった。今回、ネットスター(東京都港区)と協力して自社以外のWi-Fi環境でもフィルタリング機能を利用できる「ファミリーブラウザ・フォー・ドコモ」を開発。あんしんモードとの連携を実現した。
子供のスマホ利用が増えるなかで、通信事業者は有害サイトへの接続を制限するフィルタリング機能を提供している。