平均価格が2万5000円前後と低迷していたデジタルカメラも4月に過去3年間で初の3万円台に乗った。ペンタックスリコーイメージングが今月投入した小型デジカメの最上位機種「GR」(想定価格約10万円)には予約が殺到、一部で品切れが続く。「旅行用に小さくてもきれいに撮れるカメラが欲しがる消費者が増えてきた」(関係者)。
パソコンの値下がりにも一服感が出てきた。JEITAによると、4月の国内出荷台数は前年同月比30.8%減。「米マイクロソフトの新基本ソフト『ウィンドウズ8』を搭載した春夏モデルの販売を見込み、メーカー側が出荷調整をしたため」(アナリスト)とみられる。