この日発表した6機種のうち5機種の基本ソフト(OS)は米グーグルのアンドロイド。「端末販売数の7~8割を米アップル『iPhone』が占める」(業界関係者)とみられるソフトバンクだけに、アンドロイド強化で“アップル一本足打法”からの脱却を図る狙いがありそうだ。
発表会で孫正義社長は「スマホ時代の携帯は『インターネット端末』としてのネットワーク機能が問われる」と言及。ソフトバンクはイー・アクセス買収で「高速道路(LTE通信網)が2車線になった」とし、他社に対する優位性を強調した。
一方、夏以降に開始する新サービス「ソフトバンクヘルスケア」(月額490円)」も発表。同サービスは専用リストバンドを装着することで利用者の1日の歩行距離や睡眠時間などをスマホに記録でき、健康管理に役立つという。