外資系家電メーカーが掃除機の新製品を相次いで投入している。サイクロン式や自走するロボット式の登場で、市場が活性化していることに目を付けた。きれい好きの日本人の心をつかもうと、目新しいデザインや性能の高さを訴え、シェア争奪戦に火花を散らしている。
韓国LG電子の日本法人、LGエレクトロニクス・ジャパンは3月、四角いロボット掃除機「ホーム ボット スクエア」(想定価格約8万9800円)を発売した。
形状を四角くしたことに加え、ブラシを従来品よりも1.5センチ長くし、部屋の隅にたまったホコリもかき出して吸い込めるようにした。同社の李起旭常務は「従来の掃除機が苦手としていた部屋のコーナーもきれいに掃除できる」とアピールする。