2013.4.2 14:47
新商品重点推薦賞を受け取ったパナソニックの担当者(パナソニック提供)【拡大】
また、新商品重点推薦賞は、2012年度に発売した空気清浄機が技術力の高い新商品として評価されたもの。清浄機能と省エネ性能が受賞理由となっている。
パナソニックは2004年から中国市場で空気清浄機を販売し、12年度に7機種を投入しているが、表彰を受けたのは初めてだとしている。ほかに表彰されたのは、中国のメーカー「亜都」だった。
高くても日本製
中国の家電情報サイトなどによると、PM2・5が話題となった1月は特に売れ行きが突出し、パナソニックは前年度比2倍の売り上げ。シャープ、ダイキンも前年同月比で3~4倍を売り上げているという。
メディアもやや皮肉な表現を交えて紹介。香港のアップルデイリーは2月、「日本製品ボイコットよりも命が大事、日本製空気清浄機が売れている」と掲載した。
家電製品情報を提供している中国最大規模のIT専門サイト「ZOL」も空気清浄機の特集を組んで、シャープ、パナソニック、ダイキンの製品をとりあげており、評価は上昇中の様子だ。