怯える韓国勢!? パナソニックのプラズマ撤退は「数年後の自らの姿」か (1/5ページ)

2013.3.25 13:05

家電量販店でかつては人気を集めていたパナソニックのプラズマテレビ「ビエラ」=平成19年6月、大阪市北区

家電量販店でかつては人気を集めていたパナソニックのプラズマテレビ「ビエラ」=平成19年6月、大阪市北区【拡大】

  • プラズマテレビ向けパネルを製造するパナソニックの尼崎第3工場(兵庫県尼崎市(本社ヘリから)

 パナソニックは28日、新中期経営計画を発表し、プラズマテレビからの撤退方針を表明する。これは日本の家電メーカーが「テレビで稼ぐ時代は終わった」ことを象徴するとともに、韓国サムスン電子、LG電子に“完全敗北”したことを意味する。ただ、韓国勢も背後には中国勢が迫っており、安穏とはしていられない。パナソニックによるテレビ事業の縮小は「数年後の自らの姿」なのかもしれないからだ。

 カリスマ経営者が予言した「敗北」

 「あなたたちは、いつか韓国メーカーに負ける」

 日本企業の攻勢で、家電部門を売却した米ゼネラル・エレクトリック(GE)のカリスマ経営者、ジャック・ウェルチ元最高経営責任者(CEO)は、パナソニックの関係者にこう話した。約30年前のことだ。

 この予言通り、パナソニックは、家電の看板商品だったテレビ分野で韓国サムスン電子、LG電子の後塵(こうじん)を排し、そして今回、プラズマテレビからの撤退に追い込まれた。

競争力は一気に低下…最終損益は2年連続で7千億円超

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