ベール脱いだトヨタ「レクサス」次期モデル スピンドルグリルに固執せず (1/2ページ)

2013.2.22 08:15

レクサスの「スピンドルグリル」

レクサスの「スピンドルグリル」【拡大】

 トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」シリーズで採用したフロント部分に2つの台形を組み合わせた形の「スピンドルグリル」について、次期モデルは、この形状に固執しない開発を進めていることを明らかにした。幅広い選択肢の中からデザイン改革をさらに進めていく狙いだ。

 同社は、ひと目でメーカーが識別できるデザインを幅広い車種に採用することで、認知度やイメージの向上につながると判断し、レクサスシリーズに大胆なデザインが特徴の「スピンドルグリル」を採用。独BMWがチョウが羽を広げたような「キドニーグリル」と呼ぶ共通の顔を採用して高いブランド力を維持するなど、欧州勢に多く見られる手法を採用した。

 「スピンドルグリル」は昨年1月発売の「GS」での採用を皮切りとして、同年10月には最上級セダン「LS」も、一部改良を契機に取り入れた。ただ「デザインに制約ができてしまい、自由度が狭まる」(トヨタ幹部)との見方も社内で浮上。そのため「スピンドルグリル」としての統一感は残しつつ、欧州勢とは一線を画したデザイン改革を進めることになった。

大胆なデザイン改革…レクサスの世界販売台数、中国でも好調

  • 軽自動車の低燃費競争過熱 「プリウス」超える燃費性能、HV並みに高まる
  • トヨタ「レクサス」が2年連続で1位 2013年の米自動車品質調査
  • エコカーだけじゃない! 「クラウン」が高級セダンの存在感見せつける
  • 「リボーン」伝えるトヨタの挑戦 大胆なデザイン改革に込めた思い

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!