ホンダは31日、軽自動車「Nシリーズ」の第4弾を年内に発売することを明らかにした。人気シリーズのラインアップ拡充で、スズキとダイハツ工業の「軽2強」を追撃する。
同日の2012年4~12月期連結決算発表で岩村哲夫副社長が明かした。業界では今年の国内新車販売はエコカー補助金の反動減などで前年比11・7%減になると予想しているが、「Nシリーズは息が長い商品なので心配していない」(岩村副社長)と自信を見せる。
Nシリーズは第1弾の「N BOX」が2011年12月に発売され、「N BOX+(プラス)」、「N-ONE」が続いている。軽では最大級の室内空間や斬新なデザインなどが好評で、シリーズ全体の累計販売台数は31日現在で23万台を超える。