7インチクラスの発売が相次いだこともあり、タブレットの販売台数は12月に前年同月の約2.8倍に急拡大。情報端末に占める比率も12年8月の15.6%から32.0%に伸びた。BCNは「2年ぐらいは右肩上がりの成長が続く」と予測している。
PCはノート型がタブレットに需要を奪われ、情報端末に占める比率はデスクトップ型との合計で8月の84.4%から12月には68.0%に後退。米マイクロソフトの最新OS「ウィンドウズ8」の搭載機種が伸びているものの、劣勢は否めない。
一方、12月のスマートフォン(高機能携帯電話)のメーカー別販売台数シェアはアップルが32.1%で首位を維持したが、10月の56.9%から25ポイント近くも下がり、「息切れ」(BCNの森英二アナリスト)の状態だ。