ネクサス7のエイスース競り勝つ
タブレット端末の国内販売台数のメーカー別シェアで2012年12月に台湾のASUS(エイスース)が米アップルを抜き、初めて首位になったことが16日、調査会社BCNのまとめで分かった。タブレットはアップルが「iPad(アイパッド)」を最初に発売した10年5月の約7.7倍に拡大する一方、パソコン(PC)は前年同月比で減少が続いており、BCNは「情報端末の主役がPCからタブレットに移っている」としている。
エイスースは自社ブランド製品のほか、米グーグルが12年9月に2万円を切る価格で発売した「ネクサス7」も製造している。アップルは「iPad mini(ミニ)」の投入で11月には優位に立ったが、12月はエイスースが44.4%と、40.1%のアップルに競り勝った。