その先陣を切る新商品として、08年に発売した「クリアアサヒ」では初めてとなる派生商品「プライムリッチ」を3月12日に発売する。
従来の商品は「キレ味」が特徴だったが、新商品は顧客層の拡大を狙って「コクのある味」に仕上げ、アルコール度数も高めた。店頭想定価格は350ミリリットル缶で140円前後。年間400万ケース(1ケースは大瓶20本)の販売を目指す。
また、主力のビール「スーパードライ」では、氷点下に冷やした「エクストラコールド」用の新型サーバーを導入。従来よりも設置スペースが約30%小さくて済み、小規模の飲食店にも置ける強みを生かし、10年から本格的に展開している同商品の取扱店数を12年末の2815店から年内に5000店に拡大し、15年までに1万店を目指す。