ドコモが開けた「パンドラの箱」 ソーシャルゲーム事業で反撃なるか (1/3ページ)

2012.10.11 07:00

 通信料収入の長期低落傾向に危機感を強めるNTTドコモが、年内をめどにインターネットのソーシャル(交流)ゲーム事業に参入する。ドコモは2012年3月期に4000億円だった通信料収入以外の新規事業の売上高を4年後までに2.5倍にする計画を立て、牽引(けんいん)役に据えるゲームへの意気込みは強い。

 さらに埋没感もあるスマートフォン(高機能携帯電話)向けコンテンツ(情報の内容)事業の展開も、ソーシャルゲームの導入で活性化したい考えだ。

 スマホ顧客引き込み

 「(コンテンツを配信する)直営の『dマーケット』ではビデオ、音楽、電子書籍を売り、アニメも始めた。次は何かと言えば、ゲームだ」。就任直後の7月、加藤薫社長はこう述べ、11年11月に「ドコモマーケット」から名称を変え、コンテンツの幅を広げたdマーケットの一層の拡充に意欲をみせた。

 スマホ向けのコンテンツ配信事業では、iPhone(アイフォーン)で市場を切り開いた米アップルと、携帯端末向け基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を展開する米グーグルの2強が世界で競う。

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