任天堂株、終値もほぼストップ高 売買代金は独走 スマホ用ポケモンゲームの配信開始で
11日の東京株式市場で、任天堂株が大幅続伸し、一時ストップ高となった。年初来高値を更新し、終値もほぼストップ高水準だった。前週から海外で配信されはじめたポケットモンスターのスマートフォン用新作ゲームが米国でヒットし、好材料となった。
任天堂株は2325円高の1万8595円で寄り付き。そのまま値を上げ、午前9時45分にこの日の値幅制限いっぱいとなる4000円高の2万0270円まで値を上げた。上昇率24.6%でストップ高。終値も3990円高の2万0260円とほぼ同水準だった。
東証1部の上昇率1位になったほか、売買代金も1400億円を超えて独走、2位のトヨタ自動車にほぼ2倍の大差をつけた。
任天堂株は8日にも大幅反発し、1335円高の1万6270円と上昇した。
この日は東証全体が大幅高となったこともあり、材料がある任天堂株が大きく買われた。
専門サイトなどによると、新作ゲーム「Pokemon GO」は位置情報系のスマホゲームで、前週から世界各地で順次配信が始まった。
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