ネコ殺処分ゼロへタッグ 東宝と三越伊勢丹がチャリティー

 
映画「世界から猫が消えたなら」に合わせたチャリティーキャンペーンの開催を発表した三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長(左)、フリーアナウンサーの滝川クリステルさん(中央)、東宝の島谷能成社長=9日、東京都千代田区(宮川浩和撮影)

 東宝グループと三越伊勢丹グループは9日、東京都千代田区で記者会見を開き、14日公開の映画「世界から猫が消えたなら」に合わせた両グループ合同のチャリティーキャンペーンの開催を発表した。

 映画に登場する2匹の猫のマスコットを、三越伊勢丹28店舗は9日、全国のTOHOシネマズは14日から販売する。利益金を、日本の犬猫の殺処分・放棄・虐待ゼロを目指す活動や、熊本地震の支援に役立てる。

 会見には三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長、東宝の島谷能成社長、フリーアナウンサーで動物愛護生物保全活動家の滝川クリステルさんが出席。大西社長は「映画は非常にメッセージ性が高いので、今回のコラボを企画した。多くの人に動物の殺処分という現実を知ってもらうために、私どもの支援は役立てると思う」と訴えた。