セブン&アイ、営業益5年連続最高を更新 16年2月期
セブン&アイ・ホールディングス(HD)が7日発表した2016年2月期連結決算は、売上高に当たる営業収益が前期比0.1%増の6兆457億円、本業のもうけを示す営業利益が2.6%増の3523億円だった。国内コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンが好調で、営業収益は2年連続、営業利益は5年連続で過去最高を更新した。
一方、イトーヨーカ堂の閉店に伴う費用などを特別損失に計上したため、最終利益は7.0%減の1609億円となった。
コンビニ事業は青森、鳥取、高知の3県に進出するなど出店地域を広げたことで利益が拡大した。
不振が続くスーパー事業は衣料品の在庫削減などの影響で減益だった。
17年2月期の連結業績は、連結子会社のニッセンホールディングスの業績予想が未定であることを理由に公表していない。
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