ローソン社長に竹増氏昇格 玉塚氏は会長兼CEO就任へ
コンビニエンスストア大手のローソンは28日、竹増貞信副社長(46)が社長兼最高執行責任者(COO)に昇格する人事を発表した。玉塚元一社長(53)は会長兼最高経営責任者(CEO)に就任する。いずれも6月1日付。玉塚氏がコンビニ事業を引き続き担当し、竹増氏は子会社の高級スーパーの成城石井やシネマコンプレックス(複合映画館)のユナイテッド・シネマなどの新規事業を中心に指揮を執る。
28日の会見で、玉塚氏は体制変更について「業容拡大や海外事業の強化など業態の垣根を越えて勝ち残る経営体制を強化するため」と説明した。竹増氏も「街になくてはならないコンビニを目指す」と、抱負を述べた。
また、玉塚氏は海外出店の加速や物流改革などの事業展開で、竹増氏の出身である三菱商事とのパイプを強化することが必要だと強調した。
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【プロフィル】竹増貞信
たけます・さだのぶ 大阪大経済卒。1993年三菱商事入社。2014年5月からローソン副社長。大阪府出身。
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