ソニー、業績回復で特別一時金 3年ぶりに黒字転換へ
ソニーは23日、労働組合に対して、今夏に支給する2016年度上期の一時金(賞与)を基本給の2.75カ月分プラス特別一時金(8.5万~20.4万円)と回答した。15年度の最終損益が3年ぶりに黒字転換する見通し。
特別一時金は業績回復の成果を社員に還元する狙いのほか、評価制度が移行期間にあり調整の意味もあるという。前年度は年間で基本給の4.2カ月を回答しており、一時金の水準は大幅にアップする。人数が多い「上級担当者」の標準的な水準では、97万6250円に特別一時金が上乗せされた金額になる計算。
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