「買うのが怖い…」中国野菜は“化学肥料漬け” 農家は自家用と畑使い分け (2/3ページ)

2013.6.17 09:10

上海の街頭で野菜を売る近郊農民

上海の街頭で野菜を売る近郊農民【拡大】

 ビニールハウスの野菜は主に出荷用。自宅の庭で栽培している野菜は家族用。「収入源である出荷用の野菜には、収穫量を上げ、収入を増やすために、農薬や化学肥料を使う」(地元の農民)のに対し、自家栽培の野菜に使うのは自給肥料や人糞、家畜の糞といった有機肥料。出荷用と自家用で畑を分け、自分たちは農薬や化学肥料を使っていない野菜を食べているのだ。

 「街の市場で野菜を買うことはめったにない」と話すのは、次に訪れた楡樹市五●樹鎮正義村で自家栽培を行っていた農民。基本的に自家栽培した分で足りる上、市場で買う野菜は安心できないのだという。

 「毒生姜事件のニュースを聞いて、市場で野菜を買うのが怖くなった」というこの農民。「外で売られている野菜は、どんな化学物質が使われているか分からない」と眉をひそめた。

「成長促進剤などを大量投与しているのがほとんど」

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