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ジエゴ・コスタとラグビー日本代表 幅允孝 (1/6ページ)

2015.9.27 14:00

南アフリカ戦でスクラムを組む日本代表。ただひたすらに押す、押す=2015年9月19日、英国・首都ロンドン(ロイター)

南アフリカ戦でスクラムを組む日本代表。ただひたすらに押す、押す=2015年9月19日、英国・首都ロンドン(ロイター)【拡大】

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  • 「闘争の倫理」(大西鐵之祐著/中央公論新社、在庫なし、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 【本の話をしよう】

 19日に行われたサッカー・イングランド・プレミアリーグ第6節。ロンドンの両雄、チェルシーとアーセナルの試合は、英国時刻の12時45分にキックオフした。前年王者ながら、なかなか調子の上がらないホームのチェルシーは絶対に負けられないし、今年こそ覇権奪回を目指すアーセナルにとっても、宿敵をたたくには絶好の機会。両チームの思惑も絡みながら、試合はスピーディーかつ白熱した好勝負となった。

 後味悪い「ずる賢さ」

 ところが、前半終了間際に事件は起こる。アーセナルのCBガブリエル・パウリスタが、チェルシーFWジエゴ・コスタへの暴力行為で退場処分となったのだ。ことの経緯は、こういうわけだ。コスタとマッチアップするもう一人のアーセナルのCBローラン・コシールニーは序盤から何度も相手FWからの挑発を受けていた。後から写真を見ると、コスタは確かにコシールニーの顔をたたいたり、首根っこをつかんだり、なかなか激しいちょっかいの掛け方だ。サッカーでは審判の見ていないところで、プレッシャーを掛け合うことはよくあることだし、コスタやガブリエルの母国ブラジルではそれをマリーシア(ずる賢さ)と呼び、(奨励とはいわないまでも)サッカーの一部として認められている。

審判の目を欺きながら…

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