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「巨大な氷塊」シェルパ襲った エベレストで雪崩 13人死亡3人不明 (1/3ページ)

2014.4.22 00:00

2014年4月18日、世界最高峰のエベレスト(標高8848メートル)の登頂ルートで、ネパール人のシェルパ(ガイド)の一行が雪崩に巻き込まれ、これまでに13人の死亡が確認された。

2014年4月18日、世界最高峰のエベレスト(標高8848メートル)の登頂ルートで、ネパール人のシェルパ(ガイド)の一行が雪崩に巻き込まれ、これまでに13人の死亡が確認された。【拡大】

 世界最高峰のエベレスト(8848メートル)の登山ルートで4月18日、ネパール人のシェルパ(ガイド)の一行が雪崩に巻き込まれ、これまでに13人の死亡が確認され、3人が行方不明となっている。シェルパたちはエベレスト登頂がピークを迎える5月を前に、登山者のためのルート整備やテントの設営などに向かっていたもので、エベレストでこれまでに起きた事故で最も死者数の多い惨事となった。雪崩に遭遇しながら九死に一生を得たシェルパは「見たこともないような巨大な氷の塊が突然山から落ちてきた。助かるとは思わなかった」と恐怖の時を振り返った。

 最悪の被害、捜索難航

 ネパール当局によると、雪崩は18日午前6時45分(日本時間18日午前10時)ごろ、中国とネパールの国境にあるエベレストのネパール側、南東稜ルートで発生。シェルパらは、標高5300メートルのベースキャンプと、6050メートルのキャンプ1の間のアイスフォール(氷瀑、5900メートル付近)で起きた雪崩に巻き込まれた。

「ロープで体を結んだ助手と共に氷の陰に隠れて奇跡的に雪崩をしのげた」

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