「ランチパック」でおなじみ 大手メーカーのパンはなぜカビにくい? (1/4ページ)

2015.10.12 17:05

若者に人気の山崎製パンの「ランチパック」。人の手を介さずに作られることでカビの発生を防いでいる

若者に人気の山崎製パンの「ランチパック」。人の手を介さずに作られることでカビの発生を防いでいる【拡大】

 自分で手作りしたパンはすぐにカビが生えるのに、市販のパンはなかなかカビない。このため大手メーカーのパンには、「保存料(食品添加物)が大量に使われているに違いない」と思っている人も少なくない。なぜカビにくいのだろうか。(平沢裕子)

 国産小麦をふっくら

 カビが生えにくいことからインターネット上などで度々、添加物の使用について取り上げられることが多い山崎製パン(東京都千代田区)は、国内製パン市場で約4割のシェアを占める。食パンやサンドイッチなどおなじみの製品は多い。

 「カビの生えにくさ」で話題となったきっかけは、「臭素酸カリウム」の使用だ。平成20年に出版された本で、他社のパンと比較実験したところ、同社のパンが最もカビにくく、その理由として臭素酸カリウムが関係しているのではないかと指摘された。

「保存性を高めることを目的とした添加物は使用していない」

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