2014.9.11 21:48
(20:10~20:20)
《朝日新聞の木村伊量社長らによる会見が続いている。木村社長らはカメラのフラッシュを浴びながら、時折、手元に用意した紙に目線を落とし、厳しい表情で質問に答え続けている》
記者「今回の問題は、編集部内の構造的な問題だったのか、社の資質の問題だったのか、どうお考えか」
木村社長「そのあたりが、まさに私も今度の吉田調書がこのような結末を招いたことに大変衝撃を受けると同時に、大きな責任を感じています。ここにある要素がなんなのか。一部の取材陣に問題があったのか、チェック態勢もどうだったのか、その辺り含めて、どこに構造的が問題があったのかなかったのかも含めて、もちろん、すべてを第三者委員会に任せるわけではないが、私たちの中でもさらに検証を深めると同時に、第三者委員会の意見も踏まえ結論出したいと思っています」
記者「今回の調書に関して、海外メディアが『勝手に逃げた』という報道をしていますが、その点について意見をお願いします」
杉浦取締役「まさに、大変そのことを反省しないといけないと思っている。今回の取り消しの記事も、こうやって発表した後、早急に、少なくとも英文で発信していきたいと考えている」