【朝日新聞会見詳報(4)】池上コラム拒否、木村社長「編集担当の判断に委ね」「言論封殺という思わぬ批判を」 (1/5ページ)

2014.9.11 21:27

会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)【拡大】

  • 会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 木村伊量社長の会見には多くの報道陣が詰めかけた=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

 (20:00~20:10)

 《東京電力福島第1原発事故をめぐり、政府が吉田昌郎所長(当時)への聞き取り調査の結果をまとめた「吉田調書」に関する記者会見は、開始から30分が経過。記者による質問が続いている。カメラのシャッター音が断続的に鳴り、質問は聞き取りづらい》

 記者「思惑を持って記事を書いたのではないか」

 《具体的な記事の執筆に質問が移り、杉浦信之取締役編集担当が回答する機会が増えた》

 杉浦取締役「そういう意図的な記事を書いたのではないかというお話ですが、そういうことではありません。非常に秘匿性の高い資料であったために、この記事の吉田調書を直接目に触れる記者の数をすごく限定しておりました。もう一つは、取材にあたった記者たちはいわゆる福島原発事故の取材を長く続けている、いわば専門的な知識を有する記者でした。その結果、取材班以外の記者やデスクの目に触れる機会が非常に少なく、結果としてチェックが働かなかったと判断しています」

産経新聞政治部の阿比留瑠比記者が質問

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