2017.4.10 17:41
トレンドマイクロは10日、米マイクロソフトが平成19年に発売したパソコン向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」が、国内でまだ14万台以上で利用されているとの調査結果を明らかにした。マイクロソフトは11日、ビスタのセキュリティー対策などのサポートを終了する。
トレンドマイクロは、使い続けるとパソコンの乗っ取りや情報漏洩(ろうえい)などの危険性が高まるとして、新OSへのアップグレードといった対応を呼び掛けている。
同社の個人向けセキュリティー製品利用者の一部を対象に調査した。
ビスタは不人気だったこともあり現在の利用者は多くないとされる。トレンドマイクロのデータでは、OS全体の2.8%だった。日本マイクロソフトはデータを公表していない。