【浜松物語】(5)鈴木修スズキ会長兼社長「補助金は国民を堕落させる」 (1/3ページ)

2015.3.31 06:26

浜松市の行政や地域性などについて語る鈴木修会長兼社長=2月4日、東京都千代田区

浜松市の行政や地域性などについて語る鈴木修会長兼社長=2月4日、東京都千代田区【拡大】

 --ドイツやアメリカなどの地方にある拠点都市は、十分に産業が集積しているだけでなく、分散化もしている。日本では、国からの交付金に対し、“ばらまき”批判があり、地方創生につながっていない。自治体や地元経済界に重要なのは、自立精神なのでは

 「補助金政策っていうのは国民を堕落させる、なまくらにさせていくというのが源泉じゃないかな」

 --浜松の市政には、かなり影響力があるのでは

 「影響力あるかと言えばある。なっちゃいねえから、無駄が多すぎるから文句を言ってるんだ」

 --どんな無駄なのか

 「僕は行政改革の会長をやったんですよ。浜松の前の市長のね。12年前に浜松の行革(行財政改革推進審議会会長)を頼まれてやったんですが、そしたら無駄が多すぎたから、改革を求めたら、ああでもないこうでもないという反応です。そして、その頼まれた市長を見限った」

 --行革会長が言ったことを市長が実行しなかった

 「それで今の市長は鈴木康友さん。市政なんて50億や100億円浮かすことはお茶の子さいさいだよね」

「俺は寄付はするけど、もらったことはない」

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