関西空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションによる大量欠航問題で、同社は30日、5月19日から10月25日までの欠航が最大2072便になると発表した。今月24日時点では最大2088便としていたが、東京都内で同日会見した遠藤哲・総合企画部長は「欠航の可能性のある便を見直した結果、16便減った」などと説明した。
欠航が最大2072便となった場合、影響を受ける乗客数は最大2万7209人。5~6月の448便は欠航が確定しているが、7月以降の対象便についても、すでに予約の受け付けを停止したという。
同社は今月24日、病気で乗務できない機長が増えたとして、大量欠航の方針を発表。52人いる機長のうち8人が病欠となっている状態は今も変わっていないとしている。