発売前に東京ドームシティ(東京都文京区)で開いたイベントには、多くのパズドラファンが集結。小中学生や幼稚園児の姿もちらほら見え、スマホを持たない子供にも、パズドラは浸透しつつある。
来春には、スクウェア・エニックスと手を組み、ゲームセンターのゲーム機にも進出する。パズドラの世界観や、画面を指で触って操作する仕組みはそのままに、オンラインで最大16人と同時接続してトーナメント方式で対戦できるのが特徴。ガンホーにとっては、ゲーセンで気軽に遊ぶ消費者を取り込む狙いがある。
こうした人気コンテンツやキャラクターの水平展開は、バンダイナムコホールディングスなどゲーム各社が推し進めている王道の戦略だ。新興のガンホーの勢いがどこまで続くのか、当分は目が離せない。