2013.11.28 05:00
2013年9月末の光回線サービスの事業者別シェア【拡大】
民間調査会社のMM総研(東京都港区)が27日発表したブロードバンド(高速大容量)通信サービスの契約状況調査によると、2013年9月末時点のブロードバンド契約数は7241万件で前年同期比59.1%の大幅増だった。
スマートフォン(高機能携帯電話)普及による高速データ通信サービス「LTE」の利用者が急増したとみられ、スマホなどの無線サービス契約数のシェアは前年同期の24.8%から52.1%に急上昇、初めて50%を超えた。世帯契約の固定サービスと異なり、個人契約のため伸びが顕著となった。
光回線サービス(FTTH)の契約数は6.1%増の2460万5000件。このうちNTT東日本は23万5000件増の998万5000件で、減少傾向にあった純増数は割引キャンペーンの延長措置などが奏功し4%増と回復。10月12日に1000万件を突破した。