ヤクルト本社が8日発表した2013年9月中間連結決算は、アジア諸国での飲料販売の好調に加え円安効果が働き、売上高が前年同期比7.7%増の1726億円、営業利益は65.7%増の154億円といずれも過去最高だった。
最終利益は79.8%増の106億円。通期業績予想のうち、営業利益を当初比35億円増の325億円、最終利益を25億円増の225億円に上方修正した。原料高などに対応し、22年ぶりに値上げした「ニューヤクルト」について、川端美博副社長は「販売の出足は好調だ」と説明し、拡販に向けて下期の宣伝投資を拡大する考えを示した。