「プラレール」長く愛される理由 “青い線路”はどこまでも続く (4/4ページ)

2013.3.20 10:00

 「アドバンス」の醍醐(だいご)味は、列車がすれ違うときの迫力にある。半世紀の歴史を持つ青いレールの幅を変えれば、容易に実現できた技術だが、その制約を守ったからこそ、高い商品価値を生み出したともいえる。

 「レールセットを再利用できるのがうれしい」。購入を後押しする母親たちの反応を耳にするたび、開発チームは大仕事を成し遂げた達成感を蘇らせている。(小島清利)

 プラレール 昭和34年に発売されたロングセラー玩具。青いレールを自由につなげて線路をレイアウトし、3両編成の列車を走らせることが基本の遊び方。発売当時から現在まで、青いレールの規格は統一されており、親子3代に親しまれている。日本国内ではこれまで、累計約900種類、1億3600万個以上を販売しているほか、最近では「プラレール」ブランドとして、アパレルや文具雑貨など500以上のライセンス商品も販売している。プラレールアドバンスの車両単品希望小売価格2625円。

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