三菱自動車は15日、三菱商事や現地の不動産開発業者などと共同で、中古車両の点検整備を手がけるアフターサービス店舗をミャンマーに開設すると発表した。同日、三菱自など4社が、点検整備などを手がけるアフターセールス事業に関する覚書を締結した。
サービス店舗は、まず4月に最大都市のヤンゴン市内に開設する。その後、マンダレーや首都ネピドーなどにも広げていく。会社形態や人員などは、今後4社で詰める。
三菱自によると、ミャンマー政府が2011年9月に輸入中古車の販売を解禁したことで、同国で使用されている三菱自の中古車は約2万台にのぼるという。同社は、同国に拠点がなく、修理などは地元業者が請け負っていた。点検店舗を自前で整備することで、将来の新車販売を始める際の足がかりにしたい考え。