活躍する人=会いたくなる人
仕事というのはコミュニケーションの連続です。人と会わずして、関わらずして、仕事を進めるのは非常に困難です。であれば、逆に「会いたい人に会える」ようになると、仕事は面白いように進むと思います。
「会いたい人に会える人」になるには「自分が会いたいと思われる人」になることだと思っています。仕事で活躍する、あるいは仕事をうまく進めるための鉄則ではないでしょうか。
有限である時間を、自分のために使いたいと思ってもらえるか。これも意外と意識していない人が多いと思います。友人関係でも同じことが言えると思います。
以前この連載で、私がポジティブであることを評価していただいたエピソードをご紹介したことがあります。これは今でも意識し続けていることで、今でも褒めてもらうことがあります。
最近ですと「橋本さんは、話のポジティブな部分を切り取って、会話を前に返すことができて素晴らしいですね」と言っていただきました。私はむしろそんな風に表現できるその方が素敵だなと思いました。友人にも言われました。「何を相談しても、否定しないし、前にボールを投げてくれる。元気と勇気をくれるよね!」と。これまたとても嬉しかったです。
活躍している人の周りには、とにかく沢山の人が集まってくる気がします。周りにたくさんの人がいてくれると、困っている時に助けてくれたり、応援してくれたりと、倒れそうになっても支えてくれますよね。
周りにいる人が、今の自分を映し出す
最後に、私はこの言葉も伝えました。
- 「自分の周りにいる人は、今の自分を鏡に映した人です」
「他人は自分を映す鏡」という言葉があります。本当にいい言葉だと思います。自分がしたことは、自分に返ってくる。自分が変われば、周りも変わる。転職などのタイミングは自分を変えるチャンスでもあります。変えるんだったら、いい方向に変えて欲しい。私はそんな願いを込めて話をしました。そして自分が言ってるんだから、一番自分が率先してやらなければいけないなと自分に約束しています。
【元受付嬢CEOの視線】は受付嬢から起業家に転身した橋本真里子さんが“受付と企業の裏側”を紹介する連載コラムです。アーカイブはこちら